<タイ・バックパッカーの旅


・一日目「香港国際空港」

 で・でかい・・!

とりあえず最初の印象はこれだった。

GATEが80〜90くらいあったような気がする。

しかも色んな人がいる!なんつーか世界を実感。

と感動もそこそこに、

乗換えまで意外と時間が無い。

大体1時間ちょいといったところか。

さーて電光掲示板はどこだー。

すると我がCX701便のGATE番号が書かれていないではないか!

行きようが無いため、仕方なく免税店のあたりをぶらぶらすることにした。

・・・しばらくして掲示板に行くと番号が記載されていた。

その乗り場の前に到着。タイまでもうすぐだ。乗換えなんてちょろいw


 しかし異変が起こった。


ふと後ろにある掲示板を覗いてみた。

何と自分の便のGATE番号が消えてなくなっていた。

もう出発の時間30分前くらいになっている・・・。

さーどうする?


と考えていたら近くにいた客らしき人物が立ち上がって反対方向に消えていった。

何かある・・・!

再び掲示板を見るとGATE番号が変更されていた。


しかし、今度のGATE番号は今の乗り場の真逆の方向だ。

ただでさえ馬鹿でかいこの空港は一本の直線になっているため、反対方向に行くには非常に時間がかかる。

ここにキャセイのホームページを一部紹介したい。


ホームグラウンドゆえの快適さとサービス
香港国際空港は私どものホームグラウンドですので・・・(中略)・・・
長い距離を歩いたり、フライトに乗り遅れないよう、走ったりする必要はありません・・・」


 おいおい、ちょっと待ってくれよ(苦笑)

いきなりピンチに陥った気がした。

最初は小走りだったがいかんせん距離があって到着しない。

走る、走る、とにかく走った。

その距離、感覚で500メートルくらい。

そう、僕はとうとう陸上までも世界デビューしたのだ。


 そしてようやく5番GATEへ到着。

だが、搭乗時間は過ぎてしまっている。

切羽詰った僕はとにかくがむしゃらに乗務員にチケットを見せた。

しかし聞き取れない・・。

僕は素で「ハァ?」と日本風味に言った。

意外にも通じた。どうやら「ハァ?」は世界共通語らしい。

もう一回言ってくれて「・・・soon」という言葉がわずかに聞こえた。

もうすぐ出発するらしい。間に合った・・・!


 その場所から飛行機に乗るのではなく、バスで飛行機まで行くことになった。

これでタイに行ける!

そして新たなる飛行機に乗り込んだ。

すると前の飛行機よりも混んでいる。いや、むしろ満席に近い。

その上、僕の席は中国人の団体に紛れてしまったようだ。

通路側だったから良かったもののものすごいアウェーを感じた。

どうやら海外に行くと日本人アイデンティティーを感じると言うのはあながち嘘ではないようだ。

僕は周りの中国人のやかましさの中、懲りずにワインを飲み、地球の歩き方を読んで、英語の番組を聞いていたらふと寝てしまった。