<タイ・バックパッカーの旅>
・一日目「日本脱出」
成田空港に到着した。
朝11:00成田発のフライトの2時間前だ。
出発の2時間前・・・まあここらへんは教科書の教え通りだな。
と言っている場合ではない。
まず何をするべきなんだ?
なんやらカウンターがいっぱいある所の脇にあるベンチに腰掛けた。
家であらかじめ用意しておいた資料をもとにフライトの手続きを再確認した。
そしてとりあえずHISのカウンターに行くことにした。
だがその前に荷物のチェックをしなければならない。
俺はそこに自前のリュックを置くと足早にその場を立ち去った。
?。何かがおかしい。
そう、いきなり空港に荷物を置き忘れたのだ。
周りを見渡すと俺のリュックを持った係りの人がいるではないか!しかも外国人。
「オー、サンキューサンキュー」
もはや海外旅行に一人でいくような英語レベルじゃない。
とにかく自分に指をさしてこれは俺のっすと自己アピールした。
のっけからこんな調子じゃ先が思いやられるな・・・。
その後、受付でリュック一個を預かり荷物とした。
せっかく預けてくれるんだからサービスを享受しないと。
そしてその後の手続きはサクサク突き進んだ。
基本、前の人を盗み見て真似ていたのであります。
とりあえずベルトに含まれる金属で必ずブザーが鳴っていたが気にしない。
そして飛行機の乗り場の前に到着した。
なんか空いてる。
航空会社はキャセイパシフィック航空だ。
今回HISの学生特典のチケットを購入し、それがキャセイであった。
航空会社なんて特に考えていなかったが。
まだ時間があったので飯を購入することにした。
近くの売店だ。
そこでとりあえずおにぎり2個と飲み物を買い一服。
暇だったので100金で買った「海外旅行で使う英会話」を読んでいた。
「my baggage is missing」
何となくこれを暗記したような、してないような。
まさかとは思うが一応ね。俺の友達がアメリカに行って預かり荷物が出てこなかったみたいだし。
というわけで、飛行機に乗り込んだ。
しばらくして助走が始まった。
とうとうくるか・・・!
俺は高校のときの沖縄旅行で初めて飛行機に乗ったことを忘れていない。
特にあの助走は感動もひとしお。
なんてったって助走の時に歓声が沸いたほど。
もちろん自分も声を発してしまったくらいだ。「・・・ぅぉお!!」って。
だが今回は
「あれ?」
意外とGがこない。
これは飛行機の性能の差か?とか訳のわからない言い訳を考えつつ飛行機は離陸した。